政治ドットコムトピックス国内新型コロナ第3波到来 新聞報道から振り返る2020年11⽉

国内新型コロナ第3波到来 新聞報道から振り返る2020年11⽉

投稿日2021.2.22
最終更新日2021.02.22

2020 年、新聞は⼀⾯の記事で世の中に何を伝えたのか。朝⽇新聞の⼀⾯に掲載された記事から2020年を振り返ります。
11⽉はアメリカの⼤統領選挙に注⽬が集まりました。
開票が進む中でバイデン⽒の当選が確実視されていきますが、現職のトランプ⽒は敗北を認めません。
トランプ派とバイデン派との間で選挙後も戦いが続いた1ヵ⽉となりました。
国内では新型コロナの陽性者数が再び増加。9 ⽉、10 ⽉の約3 倍の⼈数が感染していきます。
年末年始に向けて始まった第3波は、年が明けても収束の気配が⾒えません。

混迷深めた⼤統領選挙

2020 年11 ⽉3 ⽇に⾏われたアメリカ⼤統領選挙に端を発した混乱は、2021 年1 ⽉21 ⽇の⼤統領就任式まで3ヵ⽉にわたって続いていきます。
選挙に臨んだ⺠主党の⼤統領候補はジョー・バイデン⽒、副⼤統領候補はカマラ・ハリス⽒。対する共和党は⼤統領候補に現職のドナルド・トランプ⽒、副⼤統領候補は現職マイク・ペンス⽒という陣容で⼤統領選挙は⾏われました。
郵便投票が普及したことや、コロナ禍下の選挙ということもあり、例年以上の注⽬を集めた選挙は⾼い投票率となり、⼀部では「120年ぶりの⾼⽔準」と報じられました。
11 ⽉7 ⽇、アメリカの主要メディアはバイデン⽒が当選確実と報道。11 ⽉13 ⽇には全州で勝敗が判明しバイデン⽒が当選したと報じられました。

ところがスムーズに事が運ばなかったのが2020年⼤統領選挙。
敗北が報じられた現職のトランプ⽒は「不正選挙である」と主張し敗北を認めません。
訴訟を連発するも裁判所に棄却されたり⾃ら取り下げたりを繰り返し、最終的に12 ⽉11⽇に連邦最⾼裁判所で4 州の投票結果無効の訴えが退けられた段階で法廷闘争に置いても敗北が決定、トランプ⽒が⼤統領選挙の結果を覆す可能性は潰えました。

それでもトランプ⽒を⽀持する⼈々は納得せず、年が明けた2021年1⽉6⽇、連邦議会上下両院の合同会議にトランプ⽀持者が議会に侵⼊して占拠。死者4⼈、逮捕者80名以上を出す事件を引き起こします。
この襲撃事件を受けてトランプ⽒は1⽉7⽇、Twitter上で「整然とした政権移⾏」を約束。これによって混乱が続いた2020年⼤統領選挙もようやく収束に向かいました。

2020 年11 ⽉、朝⽇新聞の1 ⾯に掲載された記事で使われた⾒出し内に含まれる語句の上位10 個を⾒てみても、1 位が「トランプ」の21 回、2 位が「バイデン」の19 回と、⽇本国内でも⼤きな注⽬を集めたことが分かります。

記事の内容分類割合でも、「新型コロナ」の16.4%に続く15.2%を占めました。

新型コロナ第3波到来

⼀⽅、国内のコロナ禍は第3 波を迎え、年末年始に向けて、かつての第1 波、第2 波を⼤幅に超える陽性者が出てしまいます。
8⽉に32000⼈のPCR検査上の陽性者数(全国)を数えた第2波後、9⽉は15091⼈、10⽉は17583⼈と半減(出典:いずれも厚⽣労働省「オープンデータ」)。
以後、陽性者数が減少することが期待されましたが、11⽉には47132⼈と約3倍に跳ね上がってしまいます。

陽性者数の増加に伴い、それまで続いていたGoToキャンペーンに世論の⽭先は向き、いつ停⽌するのか注⽬が集まりました。
11 ⽉13 ⽇⼣刊には「⾸相 GoTo ⾒直しに慎重姿勢」と報じられ、継続に向けて努⼒が続けられましたが、陽性者数が最多を更新する⽇々が続くにつれて⽅針にも変化が⾒られます。
11⽉21⽇朝刊で「GoTo⾒直し提⾔ 政府分科会 感染拡⼤地域で 感染2400⼈超また最多更新」と報じられると、11⽉24⽇には⼤阪市と札幌市の⼀時停⽌が正式決定。断続的に議論は続けられ、12⽉14⽇、全国で⼀⻫に停⽌することが決定しました。

そのほか、11 ⽉1 ⽇には⼤阪都構想を巡る住⺠投票が⾏われるも僅差で反対が上回り、2度めの否決となりました。

■2020年11⽉の主な朝⽇新聞の⼀⾯⾒出し
11⽉1⽇ ⼤阪都構想反対多数 住⺠投票再び⼩差 松井市⻑任期限りで引退
11⽉8⽇ バイデン⽒ 当選確実 トランプ⽒との激戦制す ⽶⼤統領選
11⽉9⽇ トランプ⽒ 敗北宣⾔せず
11⽉14⽇ 眞⼦さま 結婚に向け進む お気持ち公表
11⽉26⽇ 60歳 マラドーナ⽒ 死去 サッカー元アルゼンチン代表
11⽉26⽇ 座間9⼈殺害被告に死刑求刑
11⽉30⽇ 眞⼦さま結婚認める発⾔ 秋篠宮さま55歳に 問題対応⾒える形で