政治ドットコムトピックス【米大統領特集】アメリカ大統領の平均享年は?

【米大統領特集】アメリカ大統領の平均享年は?

投稿日2020.4.11
最終更新日2020.04.14

次期大統領の座を巡って、その予備選挙である「スーパー・チューズデー」が2020年3月3日に行われました。世界中が注目する次期大統領選、今後ますます盛り上がりを見せていくことでしょう。ここでは歴代アメリカ大統領の「平均享年」を振り返ってみます。

大統領の死亡時年齢:若い順

大統領就任時の年齢:年輩順

大統領の平均享年は71.6

初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントンから、2020年現在、大統領を務めるドナルド・トランプまで、累計で44人がその座についています。
そのうち、40人がすでに亡くなっていますが、その平均享年は71.6。2014年のアメリカ人の平均享年が78.69ですので、その数字と比較すると約7年短い、ということになります。ちなみに、日本の総理大臣経験者の亡くなった時点での平均年齢は76.7歳。日本の総理大臣経験者のほうが、約5年長生きしているようです。

歴代アメリカ大統領で、もっとも若くして亡くなったのはジョン・F・ケネディで46歳。1961年に43歳で第35代アメリカ大統領に就任しますが、1963年11月22日、テキサス州ダラスで凶弾に倒れます。大統領に就任してから、わずか2年10ヵ月あまりで亡くなっています。暗殺の主犯はリー・ハーヴェイ・オズワルドとされていますが、事件には謎が多く、真実はいまなお闇に閉ざされたままです。

1881年に第20代アメリカ大統領に就任した、ジェームズ・ガーフィールドも、暗殺によって49歳でその人生に幕を閉じています。ガーフィールドはエイブラハム・リンカーン以来2人目の「暗殺されたアメリカ大統領」として知られています。1881年3月4日に大統領に就任しますが、わずか半年後の9月19日、精神病歴を持つ弁護士のチャールズ・ギトーに銃撃され、命を落としました。

一方、亡くなったアメリカ大統領経験者のうち、もっとも長寿だったのは1989年から1993年まで第41代大統領を務めたジョージ・H・W・ブッシュ。彼は2018年に94歳で亡くなっています。旧ソビエト連邦のミハエル・ゴルバチョフ共産党書記長(当時)と会談して冷戦を集結させる、湾岸戦争を主導し、ソ連崩壊後、世界最高峰の軍事力を誇示するなど、国内外に大きな影響を及ぼした大統領として知られます。

1974〜1977年まで第38代大統領を務めたジェラルド・R・フォード、1981〜1989年まで第40代大統領を務めたロナルド・レーガンは、ともに93歳で亡くなっています。
フォードは2020年現在、合衆国大統領選挙に勝利して選出されたわけではない、唯一のアメリカ合衆国大統領として知られます。

これは、1973年にスピロ・アグニューが副大統領を辞任した後、副大統領に就任。さらに翌74年にリチャード・ニクソンが大統領を辞任したことを受けて大統領へと昇格したことから起こった椿事です。その後、現職として戦った大統領選に破れ、「大統領選挙に勝利したことのない大統領経験者」ということになりました。

ロナルド・レーガンは映画俳優、カリフォルニア州知事を経てアメリカ大統領に就任しています。

大統領時代の晩年に体調を崩したものの8年の任期を勤め上げ、1989年1月20日、77歳11ヵ月で大統領の座を退いています。その後、アルツハイマー病と診断されたと公表。病と戦いを続けますが、2004年6月5日、惜しまれつつこの世を去りました。

彼らよりもさらに長生きをしている、大統領経験者が2020年現在、まだ存命中です。

第39代のアメリカ大統領、ジミー・カーターは、1924年10月1日生まれの95歳(2020年3月末現在)。アメリカ大統領経験者のうち、最長寿ということになります。これからもその記録を伸ばしてほしいと願うばかりです。