「政治をもっと身近に。」
政治に関する情報をわかりやすくお届けします。

政治ドットコムトピックス現役衆議院議員の出生地、年齢、干支、星座チェック【2020年版】

現役衆議院議員の出生地、年齢、干支、星座チェック【2020年版】

投稿日2020.3.6
最終更新日2020.03.06

2020年2月現在、活動を続けている現役衆議院議員464人の出生地、年齢、干支、星座を調査してみました。
想定通りの結果となったグラフもあれば、意外な結果となった調査も。
さて、もっとも衆議院議員が多い干支、星座は何だと思いますか?

衆議院議員の出生地の上位は人口上位に比例

2020年2月現在、現役衆議院議員の出生地について見てみましょう。

現役衆議院議員 出生地 上位10

最多は東京都で84人。全衆議院議員のうち、東京都出身の議員が18.1%の割合を占めています。日本でもっとも人口の多い都道府県ですので、人口の分母が多い=輩出した衆議院議員も多い、という理由のようです。

2位は、日本の人口上位3位の大阪府。31人、6.7%を占めています。

3位は、日本の人口上位3位の愛知県。25人の出身者がおり、全衆議院議員の5.4%を占めています。

上位のランキングは基本的に日本の人口上位を占める都道府県がランクイン。唯一、トップ10に入っていない京都府が、10位に入っています。

逆に、出生地別に衆議院議員の輩出数の少ない都道府県を見てみると、鳥取県が現在1人、山形県が2人という結果になりました。この2県に関しては、海外で生まれた現役衆議院議員の数である3人よりも少ない状況となっています。

現役衆議院議員 出生地 下位10

もっとも衆議院議員の多い年代は「54歳」

続いて、現役衆議院議員の年代分布を見てみましょう。

現役衆議院議員 年代分布

もっとも多い割合を占めるのが、50代で31.7%。40代、60代と合わせると全体の81.3%となり、40〜60代が衆議院議員の中心年代と言えそうです。

2020年2月現在、もっとも若い衆議院議員は、北海道出身の鈴木貴子議員。1986年1月生まれの34歳にして、国政の場で活躍しています。
一方、もっともベテランの衆議院議員は京都府出身の伊吹文明議員。1938年8月生まれの82歳です。

1938年は昭和13年。この年にはナチス・ドイツがオーストリアを併合したり、日本国内では国家総動員法が公布されたり、日本軍が広東を占領したりと、世界全体に暗い話題が広がりつつある時期でした。

では、現役衆議院議員における「ゴールデンエイジ」はどの年代でしょうか。

現役衆議院議員 「同い年」が多い 上位10

もっとも多く衆議院議員となっている年代は、2020年2月現在で54歳の世代で22人。こちらは1965(昭和40)年生まれの世代になります。

続くのは55歳の世代で21人。その差はわずか1人だけ。1966(昭和41)年生まれの世代です。
この54歳&55歳の世代を合わせると現役衆議院議員全体の9.2%。約11人に1人がこの世代という、同世代が集まった年齢となりました。

上位10世代を見てみると、そのうち6項目が50代。体も頭も現役で、まさに壮年というこの年代が、政治家としてもっとも脂の乗った世代と言えるのかもしれません。
50代よりも一回り若い40代も負けてはいません。

上位10世代のうち、4項目に40代がランクイン。年配の議員が多い政治の世界で、若さとフレッシュさをウリに活躍している様子が透けて見られます。

子年と午年、乙女座と蠍座の差は「2倍」

現役衆議院議員の「干支」についても調べてみました。単なる偶然ではありますが、もっとも多い1位ともっとも少ない12位では、2倍の差が出ています。

現役衆議院議員 干支ランキング

1位は2020年の干支でもある「子年」で50人。全体の10.8%を記録しています。
この子年は、1948年、1960年、1972年、1984年にあたります。

次に多かった干支が「寅年」で48人。全体の10.3%を占めています。
この寅年は、1938年、1950年、1962年、1974年、1986年です。

3位は「辰年」で44人、割合は9.9%となります。辰年は1940年、1952年、1964年、1976年です。
十二支から均等に衆議院議員が誕生すると仮定すると、全体の割合は8.3%。この中央値以下の干支が、酉年、未年、申年、卯年、午年の5つとなります。
なかでも「卯年」と「午年」は6.0%を切っており、他の十二支と比較すると少ない割合となっています。

人数で見ても、1位である子年の50人と比べて、もっとも少ない午年は23人。半分以下となります。

最後に、現役衆議院議員を星座別に見てみると、干支以上の偏りが見られます。

現役衆議院議員 星座ランキング

1位は「乙女座」で52人、11.2%の割合を占めます。
2位は「獅子座」で47人、10.1%となります。
この上位2つの星座で21.3%と、現役衆議院議員の5人に1人が乙女座か獅子座、という結果となっています。
一方、もっとも少ないのが「蠍座」で25人。全体のうち5.4%となりました。

この記事の監修者
政治ドットコム 編集部
株式会社PoliPoliが運営する「政治をもっと身近に。」を理念とするWebメディアです。 社内編集チーム・ライター、外部のプロの編集者による豊富な知見や取材に基づき、生活に関わる政策テーマ、政治家や企業の独自インタビューを発信しています。