投稿日2023.8.30 ALPS処理水とは?2023年の貯蔵率や安全性について簡単に解説 ALPS処理水(アルプスしょりすい)とは、原子力発電所で発生した放射性物質を含む汚染水を浄化処理し、除去できないトリチウム以外の放射性物質を、海洋放出の規制基準値を下回る状態にした水のことです。 福島第一原発の敷地内に現在も貯蔵され続け、貯蔵しているタンクは既に1,000を超えている現状です。...
投稿日2023.7.28 合成燃料とは?種類・メリット・e-fuel実用化への課題を解説 合成燃料とは「CO2(二酸化炭素)とH2(水素)を合成して製造される燃料」のことです。 温室効果ガスの排出量から吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを目標とする「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では、合成燃料「e-fuel(イーフューエル)」を2040年までに...
投稿日2021.7.3 特定外来生物とは?外来種の実態と悪影響を解説 「特定外来生物」とは、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす、または及ぼすおそれのある外来生物のうち、規制・排除の対象として指定された生物のことです。 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で具体的な種類が指定されています。 今回は特定外来生物について以下の...
投稿日2021.7.2 ラムサール条約とは?条約の内容やポイントを簡単解説 ラムサール条約とは、正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」と言います。 イランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された条約のため、通称ラムサール条約と呼ばれています。 生物多様性保全に関する地球規模の条約としては最も早く採択されているため、名前を聞...
投稿日2021.7.2 ナショナルトラストとは?日本の歴史的名所の保護事例について解説 「ナショナルトラスト」とは、国民が自らのお金で歴史的名所や景勝地を買い取って守り、次の世代に残す運動のことです。 和歌山県の天神崎や、東京・埼玉にまたがっている狭山丘陵の雑木林(トトロの森)などが例として挙げられます。 素晴らしい活動ではありますが、「歴史的名所や自然的景勝地の保護は国が...
投稿日2021.7.1 持続可能な開発とは?SDGsの概要と今後の課題について解説 持続可能な開発とは「将来の世代の欲求を満たし、かつ現在の世代の欲求も満足させるような開発」です。 今や人間が豊かに暮らすために続けてきた開発によって資源は枯渇し、地球環境は大きな影響を受けています。 “持続可能”な開発を行うことは、現在の世代の責務であり、今こそ取り組まなければならない課...
投稿日2021.7.1 アスベスト(石綿)とは?人体への影響・病気・法律について簡単解説 アスベストとは、蛇紋石(じゃもんせき)や角閃石(かくせんせき)が繊維状に変形した天然の鉱石です。アスベストは、ギリシャ語に由来し、日本語では「石綿(いしわた・せきめん)」と呼ばれます。 アスベストは肺がんや悪性中皮腫などの病気を引き起こす原因とされ、問題となっています。 本記事では、以下...
投稿日2021.7.1 スプロール現象とは?問題点・コンパクトシティ構想・事例を簡単解説 スプロール現象とは、都市郊外で無計画に市街地開発が広がっていく現象です。 人々の生活だけでなく、防災や行政にも大きな影響を与えることから、重要な社会問題として捉えられています。 今回の記事では、以下についてわかりやすく解説します。 スプロール現象とは スプロール現象がもた...
投稿日2021.6.30 水銀とは?毒性・汚染問題の事例・魚介類に含まれる水銀について解説 水銀とは、亜鉛族元素の1つです。亜鉛族元素とは、亜鉛・カドミウム・水銀の3元素を指します。水銀は食物連鎖の過程で、魚介類に蓄積されやすいとされています。 水銀は人体に有毒な金属として知られていますが、具体的にどのような危険性を持っているのでしょうか。 本記事では、以下について解説します。...
投稿日2021.6.29 2050年カーボンニュートラルとは?目標・取り組み事例を簡単解説 「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの排出量と吸収量を同じにするという目標です。 そして「2050年カーボンニュートラル」とは、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするということです。 本記事では、以下についてわかりやすく解説します。 2050年カーボンニ...