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2023年8月2,3週の「こども・子育て」に関するトピックをご覧ください!
こどもの居場所づくりに関する指針(仮称)骨子案を議論
<概要>
8月9日、第6回目となる「こどもの居場所部会」が開催されました。「こどもの居場所」とは、家や学校以外でこどもが過ごせる場所のことです。
こども家庭庁は、全てのこどもが、安全で安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでおり、放課後児童クラブ、放課後子供教室、放課後等デイサービス、子ども食堂など、これまで様々な省庁にまたがっていた「こどもの居場所」について中心的な役割を果たしています。現在、「こどもの居場所部会」では「こどもの居場所づくりに関する指針(仮称)」の案を議論しており、この部会の答申を踏まえ、年内にも閣議決定される予定です。
<これまでの課題>
- 地域のつながりの希薄化、少子化によるこども・若者同士の育ち合い・学び合いの機会の減少等により、「こども・若者が地域コミュニティの中で育つ」ことが困難になっている。特に地方部では過疎化が進展し、地域の居場所づくりが課題。
- 児童虐待、不登校、ネットいじめなど、さまざまな課題が存在する中で、全てのこどもが安全で安心して過ごせる居場所の重要性が高まっている。
<これまでの取組>
- 「こども政策の新たな推進体制に関する基本方針(令和3年(2021年)12月21日閣議決定)」において、こども家庭庁の創設や、こども家庭庁がこどもの居場所づくりを担当することを示す(放課後児童クラブ、児童館は厚生労働省から移管し、子ども食堂などの様々な居場所もこども家庭庁が担当することとなった)。
- 令和5年(2023年)4月こども家庭庁が設置。5月以降、「こどもの居場所部会」にて関係団体へのヒアリングを行いながら、「こどもの居場所づくりに関する指針(仮称)案」について検討。
<これからの課題>
- 当事者であるこどもの意見をこどもの居場所づくりに関する指針(仮称)にどのように反映させていくか。
- こども政策全体の中で、こどもの居場所の役割をどのように位置付けるのか。
- 居場所がある、居場所がないと感じるこどもの数をどのように把握し、また居場所があることの効果をどのように示すか。
(参考)
・こども政策の新たな推進体制に関する基本方針(令和3年12月21日閣議決定)
・こどもの居場所部会
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参考URL:株式会社PoliPoli|note ニュースレター|8月2,3週【こども・子育て】こどもの居場所づくりに関する指針(仮称)骨子案を議論