政治ドットコムトピックス国会議員出身大学ランキング【2020年版】

国会議員出身大学ランキング【2020年版】

投稿日2020.12.1
最終更新日2020.12.01
この記事の監修者
山口和史
20年にわたって法律、税務、経営等の業界専門誌の編集長を歴任。
2020年から政治ドットコムの理念「政治をもっと身近に。」を実現するため、編集長に就任。
独自の視点と切り口で、政治にまつわる最新情報を発信する。

衆議院議員、参議院議員それぞれの国会議員の先生方は、どこの大学に通い、どの学部で専門を学んできたのか、議員の先生方の公式ホームページほか、確認できる資料を元に分析します。(2020年2月28日現在)

衆議院議員の3人に1人が法学部出身

現役の衆議院議員の先生方の出身大学を見てみましょう。こちらの「出身大学」の定義ですが、最終学歴ではなく、高校卒業後、どの大学に入学したのかを基準にしています。

現役衆議院議員出身大学TOP10

東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学が3強。特に東大出身者の割合は、参議院議員では15.1%ですが、衆議院議員では19.4%と約4ポイント伸長します。
同じく、早稲田大学も9.0%から11.2%へ。慶應義塾大学も8.2%から10.6%へとポイントが増加します。

併せて、参議院議員のランキングではトップ10入りを外れる上智大学と学習院大学、東北大学がランクインしています。
出身学部に関しては、衆議院議員も参議院議員もそれほど大きく変わりがありません。

10ポイント以上ことなるのは、法学部出身者。参議院議員の場合24.5%。衆議院議員では36.9%となります。

現役衆議院議員出身学部TOP10

経済学部出身者が参議院議員の場合9.0%で、衆議院議員では13.1%。文学部以下はほぼ同割合となっています。
参議院議員では(高卒や専門学校卒の議員も含めて)多彩な学部出身者が多く、衆議院議員の場合、法学部や政治経済学部などの特定学部の出身者が多いとことが特徴です。

同じ大学・学部出身の衆議院議員の先生方を見てみましょう。

現役衆議院議員出身大学&学部TOP10

第1位は「東京大学法学部」出身の衆議院議員の先生方。現在、61人いらっしゃり、その割合は13.1%。衆議院議員のおよそ8人に1人が東大法学部出身ということになります。
続く2位、3位は、早稲田大学を追い抜いて、慶應義塾大学が並びます。法学部と経済学部出身者が合わせて35人いらっしゃいます。
その後を追うのは惜しくも慶應義塾大学に及ばなかった早稲田大学の政治経済学部と法学部、そして東京大学の経済学部がそれぞれ13人。京都大学法学部は12人という結果になりました。

 

参議院でも「東京大学法学部」が圧倒的な存在感

現役の参議院議員、245名の出身大学を見てみましょう。

現役参議院議員出身大学TOP10

1位は東京大学。日本の最高学府たる東大出身者が、多く国政を担っているということになります。やはり、基本的に議員の皆さんは高学歴です。
続いて2位と3位が早稲田大学と慶應義塾大学。その差はわずか2人と、ほとんど差がありません。

参議院議員の出身大学というランキングではありますが、4位に入ってくるのが「高校・専門など」。大学ではなく、高校を出て社会で働いたり、専門学校を出てその知識と技術を元に社会で活躍した後、政治の世界に飛び込んだ方が18人いらっしゃいます。

5位に京都大学。とかく比較されがちな東京大学との間には大きく差が生まれています。これは能力の差というよりも、校風の違いということなのでしょうか。
中央大学、創価大学、日本大学出身者も多いようです。いずれも法学部を持つ大学です。

次に出身学部を見てみると、圧倒的に多いのが「法学部」。立法に関わるだけあり、法律の知識があるのとないのとでは大違い。学生時代にその素養を身に着けているというのは大きなメリットと言えるかもしれません。

現役参議院議員出身学部TOP10

続いて経済学部。国民の生活を守る上で経済の知識やセンスは欠かせません。そのあとは、文学部、政治経済学部、工学部、教育学部と並びます。
また「農学部」がトップ10にランクインしているところも興味深いポイントです。

「同じ大学・同じ学部」出身の参議院議員を調べてみました。

現役参議院議員出身大学&学部TOP10

最多は「東京大学法学部出身」の参議院議員で20名いらっしゃいます。正真正銘の先輩と後輩ということで、政治的な主義主張とは別に、思いが通じるところがあるかもしれません。
早稲田大学政治経済学部、慶應義塾大学法学部出身者も12人と10人と、ほぼ同数。早稲田大学と慶應義塾大学といえば永遠のライバル。政治の世界でもしのぎを削っています。

東大、早大、慶大が議員輩出三大校

最後に、衆議院議員、参議院議員合わせた出身大学について見てみましょう。

現役衆議院議員&参議院議員合算出身大学TOP10

圧倒的な数で1位に輝くのは当然「東京大学」。
「早稲田大学」「慶應義塾大学」と合わせて、国会議員三大出身校と言えるでしょう。

東京大学に並ぶ名門校と言われる京都大学は東大の約1/4の31人。ユニークかつ自由な校風で知られる京都大学だけあって、卒業後は自由な世界でのびのびと暮らしていらっしゃる方が多いのかもしれません。

大学には進まなかった議員の先生方も、31人いらっしゃいます。勉強勉強の毎日ではなく、社会に揉まれて課題を感じ、国政に挑戦した方々が国会議員として活動されているのは、非常に意義のあることではないかと思います。

続いて出身学部を見てみると、当然のことながら圧倒的な大差をつけて「法学部」出身者の議員の先生方が多いことが分かります。現役の全議員の32.6%が法学部出身ということになります。

現役衆議院議員&参議院議員合算出身学部TOP10

同じ大学・学部出身の衆議院・参議院の先生方、トップ3は「東京大学法学部」「慶應義塾大学法学部」「早稲田大学政治経済学部」と、それぞれ国会議員三大出身校が並んでいます。

現役衆議院議員&参議院議員合算出身大学&学部TOP10