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政治資金パーティーとは?概要・キックバックの記載不備問題を簡単解説

投稿日2023.12.15
最終更新日2023.12.15

政治資金パーティーとは、政治団体が政治資金を集める目的で開催するパーティーのことです。政治活動の公正を確保するため、政治資金規正法で収支に関するルールが定められています。

この記事では、政治資金パーティーの概要・目的・規制・問題点について詳しく解説します。

1、政治資金パーティーとは?目的と機能

政治資金パーティーとは、政治団体が政治資金を集めるために開催する有料のイベントです。パーティーのチケット販売で得た収入から、会場代や飲食代など開催経費を差し引いた金額が政治資金となります。

このパーティーの主な目的は、政治活動や選挙運動のための資金を調達し、政治団体の運営資金を確保することにあります。また、政治家と支持者(チケット購入者)との関係を深め、彼らのネットワークを強化する重要な機会ともなります。

政治資金パーティーは、「励ます会」「語る会」「出版記念会」「セミナー」「勉強会」というような名称で開かれることが多く、チケットには「政治資金規正法第8条の2に基づく政治資金パーティーです」という旨が明記されています。チケットは1枚2万円程度が相場となっています。

2、政治資金規正法による規制

政治資金パーティ

政治資金の調達と使用は、政治資金規正法によって厳しく規制されています。

この法律は、不正な資金調達や使用を防止するためのもので、政治資金パーティーに関するルールも記載されています。

政治資金規正法で定められている内容は以下の通りです。

  1. 政治団体の届出
  2. 政治団体に係る政治資金の収支の公開
  3. 政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の授受の規正
  4. その他の措置を講ずる

参考:総務省「なるほど!政治資金 政治資金の規正」(最終閲覧日:2023年12月15日)

3、政治資金規正法で定められた政治資金パーティーのルール

政治資金規正法では、政治資金パーティーについて以下の規制があります。

①開催団体
政治資金パーティーは、政治資金規正法で定められた政治団体によって開催しなければなりません。

②収支報告(公開基準)
政治資金パーティーの対価に係る収入については、収支報告書に所要の事項を記載して提出する必要があります。

また、1回の政治資金パーティーで、同じ人や団体が合計20万円を超えて支払った場合は、名前・金額・職業を収支報告書に記載しなくてはいけません。

③対価の支払等に関する制限
1回の政治資金パーティーで、同じ人や団体が150万円を超えて支払をしてはいけません。

参考:総務省「政治資金規正法のあらまし」(最終閲覧日:2023年12月15日)

4、政治資金規正法で定められた政治団体とは?

政治資金パーティーを開催し資金を集めるには、政治団体として認められていることが必要です。

政治資金規正法においては、以下の団体を政治団体としています。

  1. 政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、又はこれに反対すること
  2. 特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対すること

また、下記に該当する団体については、政治資金規正法上、政治団体とみなされます。

  1. 政治上の主義又は施策を研究する目的を有する団体で、国会議員が主宰するもの又はその主要な構成員が国会議員であるもの(いわゆる政策研究団体)
  2. 政治資金団体
  3. 特定パーティー開催団体(政治団体以外の者が特定パーティー(政治資金パーティーのうち収入の金額が1,000万円以上のもの)になると見込まれる政治資金パーティーを開催する場合には、当該政治団体以外の者を政治団体とみなして政治資金規正法の規定の一部が適用される。)

政治資金パーティ

引用:総務省「政治資金規正法のあらまし」(最終閲覧日:2023年12月15日)

5、2023年 政治資金パーティーの問題点

政治資金パーティーは政治家と支持者との間の架け橋として重要な機能を果たしていますが、多くの問題点が挙げられています。

(1)収支報告書の記載不備

政治家と特定の団体の癒着を防ぐため、政治資金規正法で「1回の政治資金パーティーで、同じ人や団体が合計20万円を超えて支払った場合は、名前・金額・職業を収支報告書に記載する」と定められています。

しかし2023年12月時点で、20万円を超えた政治資金パーティーの収入について適切に記載されていないケースが相次いで明らかになっています。

(2)キックバックの記載不備

2023年12月時点で、議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を、議員側にキックバックし、収支報告書に記載していなかったということが判明しました。

キックバックの仕組み自体は禁止されていませんが、収支報告書に記載がなかったことが問題点として挙げられています。

PoliPoliで公開されている国会関連の取り組み

誰でも政策に意見を届けることができる、政治プラットフォームサービス「PoliPoli」では、身を切る改革をすすめ、国会改革を実現する政策について、以下のように公開されています。
あなたの願いや意見が政策に反映されるかもしれないので、是非下記のリンクからコメントしてみてください。
PoliPoli|身を切る改革をすすめ、国会改革を実現する

(1)身を切る改革をすすめ、国会改革を実現する政策の政策提案者

議員名 音喜多 駿
政党 参議院議員・日本維新の会
プロフィール https://polipoli-web.com/politicians/u3tmzzPoY4w6GxHptTRf/policies

 

(2)身を切る改革をすすめ、国会改革を実現する政策の政策目標

政策目標は主に以下の通りです。

  • 議員報酬、議員定数カット
  • 文書通信交通費の使途公開、政務活動費のネット公開
  • 企業団体献金廃止、個人献金を促す制度創設

(3)実現への取り組み

実現への取り組みは以下の通りです。

  • 政治不信、投票率低下を変えるためにも、まず政治家が変わったことと改革の姿勢をお示しする必要があります。

この政策の詳細をより知りたい方や、政策の進捗を確認したい方は下記リンクからご確認ください。

身を切る改革をすすめ、国会改革を実現する

まとめ

政治資金パーティーは、日本の政治団体の政治資金調達の重要な催しです。

政治資金パーティーに関する議論は、透明性と公平性の追求という観点から今後も続くことでしょう。

この記事の監修者
政治ドットコム 編集部
株式会社PoliPoliが運営する「政治をもっと身近に。」を理念とするWebメディアです。 社内編集チーム・ライター、外部のプロの編集者による豊富な知見や取材に基づき、生活に関わる政策テーマ、政治家や企業の独自インタビューを発信しています。