「政治をもっと身近に。」
政治に関する情報をわかりやすくお届けします。

政治ドットコムトピックス

トピックス

投稿日2020.12.9

明治〜大正時代にはびこっていた「選挙不正」

1票あたり12〜18万円の高値で票を売買 すでに当選を確実なものとするだけの票を事前に集め終わった候補者は、1000〜2000票の票数を握っている有権者の頭領を丸め込んでおき、当落線上にある候補者にお金で売り渡す「身売り候補」というものが存在したようです。 いよいよ選挙戦も終盤となり、候補者たち...
投稿日2020.12.9

明治24年1月20日、国会議事堂焼失の顛末とは?

伊藤博文が現場に駆けつけ陣頭指揮 明治24年1月20日、当日の議事を終えると、各議員、職員ともに帰宅し、国会議事堂に残るのは守衛のみとなりました。 午前0時40分ころ、衆議院守衛部に詰めていた守衛の佐藤澤氏が、衆議院内を巡視中、院内から異臭が発生していることに気が付きます。 なにか様子がおかし...
投稿日2020.12.7

17歳の右翼少年が社会党委員長を刺殺(1960年10月12日)

父親に届いた「虫の知らせ」 その日の深夜、男性がポータブル・ラジオのスイッチを入れたのはまったくの偶然だった。 いつもならぐっすり寝ているはずのその時間、ふと目を覚ました彼が伸びをするように腕を伸ばした先に、そのラジオがあったのだ。 ラジオは臨時ニュースを報じていた。 「……17歳の少年が…...
投稿日2020.12.7

右足を失うも二度の総理を経験した不屈の魂(明治22年10月18日大隈重信暗殺未遂事件)

政変に巻き込まれ失脚 1874年(明治7年)、板垣退助、後藤象二郎らが議会の開設を求めて「民撰議院設立建白書」を政府に対して提出したことをきっかけに、国内では自由民権運動が盛り上がりを見せました。 1881年(明治14年)3月、ロシアのアレクサンドル2世暗殺事件が起こったことでさらに自由民権運動...
投稿日2020.12.7

「政治家の妻はつらいよ」政治家に嫁ぐ女性に贈る心構え(明治43年編)

夢見がちな夫の手綱を握り、お金を管理しよう 本書の15章「政治家に嫁する婦人」は、この文章から始まります。「代議士となる者は悉く(ことごとく)財産を蕩尽(とうじん)す」。 蕩尽するとは、財産を湯水のごとく使い果たすこと。当時の政治家たちは、各種ルールや制度が整った現在とは比べ物にならないほど、お...
投稿日2020.12.7

大物政治家たちにピッタリの職業はなに? 議員別・辞職後におすすめする仕事10選

有名政治家の個性から適切な職業をピタリと推薦 「政界の名士といえども、世知辛い世の中いつ失業するとも限らぬ」として、当時の有名政治家たちを俎上に載せ、彼らの性格から政治家を辞めたあとはどんな職業に就けばよいかを一コマ漫画風に表現しています。 本人たちからしてみれば、これ以上の余計なおせっかいはな...
投稿日2020.12.7

「憲政の神様」が見た伊藤博文の真実

「薩摩は頭のいいものがない」 総理大臣の資格として必要な3要素を、尾崎はこう考えていました。 「総理大臣の資格として必要なことは、第一に統帥の才、第二に調和的の性格、第三に包容力」 しかし、憲政が発達しているイギリスではいずれの総理大臣もこれらの資格を兼ね備えているが、日本ではこれらの資格に欠...